昼食 2021 7 25
書名 おうちで深夜食堂
著者 小堀 紀代美ほか 小学館
人生の先輩たちが定年後の生活について書いた書籍は多い。
しかし、昼食まで言及した書籍は少ない。
定年後は、夫婦仲良く暮らしたい。
しかし、昼食が夫婦の危機を招くかもしれません。
主婦の昼食は、質素です。
たいていは、朝食の残り物を食べるでしょう。
時々、出かけて友人とランチが楽しみ。
そこへ、夫が毎日いるようになるとどうなるでしょうか。
昼食を正式に作らなければなりません。
夫は、定年退職して楽になった。
妻は、負担が増えた。
これでは、うまく行くはずがありません。
夫も料理を作りましょう。
そこで、料理の本を買ってきて、やってみる。
うまく行かない。
料理の本は、すぐ閉じてしまう。
本というものは、両手を使って読むものです。
これでは、料理ができない。
ところが、この本は、雑誌のように開いたままになります。
これで、じっくり料理に取り組める。
実は、料理の初心者は、
意外なところでつまづいているかもしれません。
さて、先進的な男性は、
定年前に料理教室に行くでしょう。
でも、挫折をする人が出るかもしれません。
料理教室で教える料理法は、正式なものです。
しかし、毎日、料理をするとなると、
「時短」や「手抜き」が必要です。
毎日、正式な方法で料理を作っていると、
おそらく疲れてしまうでしょう。
料理にも時短や手抜きが必要です。
さすがに、料理教室は、手抜き料理を教えてくれないでしょう。
簡単に作れる。
これが毎日の料理のポイントです。